定着した1on1の、次の段階へ。中身が見え、マネージャーが自分の傾向に気づき始めた
掲載内容は取材当時のものです。

困っていたこと
- 1on1は定着していたが、「実施しているだけ」「マンネリ化」が出てきていた
- 1on1は閉ざされた場。中身が見えず、質がマネージャーのスキルや経験次第になっていた
- 自分が1on1を受けてきた世代ではないため「自分のやり方でいいのか」と迷い、時間の捻出にも苦労していた
TONOMEを選んだ理由
- 実施率や満足度は見えていたが、1on1の中身と「時間軸」が見えていなかった
- AIメンターが横にいて、マネージャーへのアドバイス・気づき・内省を促せる
- 所要時間と発話比率が見え、各マネージャーへ具体的にフィードバックできる
変わったこと
- 「喋りすぎだった」と自分の傾向に気づくマネージャーが出てきた
- 推進側が見られる項目が、実施率に加えて所要時間・発話比率まで広がった
- テスト導入を経て本導入。導入前後のアンケートを分析し、組織全体に共有した
どんな組織か
| 業種 | 和歌山県内の企業向けに複合機・ITサービス・DX関連ソリューションを提供 |
|---|---|
| 組織規模 | 約100名。管理職 十数名。管理職1名あたりメンバー数名 |
| 年齢層 | 新卒に近い若手からベテランまで幅広い |
| 1on1の位置づけ | 以前から定期的に実施する文化が定着 |
| 導入対象 | 支社の管理職 |
決裁者のコメント

仁保 有二リコージャパン株式会社 和歌山支社 支社長
和歌山支社では以前から、社員一人ひとりの成長支援と信頼関係構築を目的として1on1を大切にしてきました。これまでは、上司とメンバーの継続的な対話を通じて相互理解力を深め、エンゲージメント向上や組織風土改革を推進してきました。
今回のTONOME導入により、その取り組みは更に進化しています。これまで各管理職の経験や工夫によって支えられていた1on1に加えて、AIによる客観的なフィードバックやアドバイスを活用することで、対話の質を継続的に改善できる仕組みが整いました。管理職は自身のコミュニケーション傾向や関わり方を振り返りながらマネジメント力を高めることができ、メンバーにとっても自身の成長や課題を継続的に振り返る環境が実現しています。
これまでの「対話の定着」から、現在は「AIを活用し対話の品質の向上」へとステージが変化しており、人を大切にする和歌山支社の文化に、データとAIによる再現性・客観性が加わりました。これはESやエンゲージメント向上だけでなく、組織力向上を通じてお客様への価値提供の向上にもつながる取り組みです。今後も更なる発展を目指していきたいと考えています。
インタビュー


推進者インタビュー
平野様・宮本様和歌山支社 1on1推進担当
- 困っていたこと
- 1on1は定着し、実施率や満足度・成長度合いは数値で見えていた。見えていたからこそ、マネージャーごとのばらつき=質が課題だと分かっていた。ただ1on1は閉ざされた空間で、中身は推進側に見えない。自分が1on1を受けてきた世代のマネージャーはほとんどおらず「自分のやり方でいいのか」という悩みもよく聞いた。時間の捻出に苦労している声も多かった。
- 期待したこと
- AIメンターが横にいることで、マネージャーへのアドバイス・気づき・内省を促せること。それによって下限を底上げしてばらつきをなくしつつ、マネージャーそれぞれの持ち味は活かせること。1on1の時間の短縮。そしてエンゲージメントの向上。
- 使い方
- 推進側は、実施率に加えて所要時間・発話比率・「部下が話したいことを十分に引き出せたか」を見る。所要時間はばらつきの度合いが分かり、短時間で終わっている1on1が濃い時間になっているかを問える。マネージャーは、評価フィードバックの時期に、その人の1on1履歴を踏まえた伝え方をAIメンターに相談したり、昇格やメンバーの育成方針の壁打ちに使う。導入前と3ヶ月後にアンケートを取り、分析結果を上司だけでなく組織全体に共有した。
- 変わったこと
- メンバーとの発話バランスがマネージャーに非常に響いた。「喋りすぎだった」と気づくマネージャーが出てきており、質は徐々に上がってきている。以前は見えなかった「時間軸」が見えるようになり、各マネージャーへ具体的にフィードバックできるようになった。同じ時期に社内で商談音声をAIが分析する仕組みが始まり、音声を活用する取り組みとして追い風になった。
「メンバーとの発話のバランス。そこがですね、非常にマネージャーには響いていまして。「喋り過ぎである」といったことに気づきがあるマネージャーも出てきているので、マネージャーの品質は徐々に上がってきているかな。」
「以前のツールにないところが、その時間軸なんですよ。」
「その方の1on1の履歴を見た上での「評価のフィードバックの仕方」をAIメンターが示してくれるので、そこを参考にしました。」
ポイント
- 1on1が定着した組織の次の課題は「中身が見えない」こと。時間軸と発話比率で中身が見えるようになった
- AIメンターが横にいることで、下限を底上げしながら、マネージャーそれぞれの持ち味を活かす
- 導入前後のアンケートを組織全体に共有し、「対話の定着」から「品質の向上」へ段階を進めた
自社でも同じ変化が起きそうか、相談してみませんか。
